平成2436

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球根情勢報告

12年産南半球産百合球根在庫表送付にあたり

 

平素よりお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

 

 12年産南半球産百合球根在庫表送付させていただきます。

 よろしくご確認ください。

 

 すでに3月第1週の段階で、「帳面上」とはいえ、確保の目途が立てられなかった品種についての「欠品報告」を開始させていただいております。

 

 今回発行の在庫表は、その調整作業後、新たに確保できた品種サイズを追加で載せてあります。

 

 大変恐縮ですが、「空気」を売っているわけにはいかないという判断で、早め早めの対応をさせていただいております。

 

 よろしくご承知おきください。

 

 11年産南半球産からの切花採花作業も、前半戦が終了し、いよいよ本番を迎えようとしております。

 大変お忙しい時期と存じますが、「初期仕入計画」の最終見直しという位置づけで、ご確認ください。

 

 

*業社様へ(もちろん切花農家の方々へも…。)

 過去2回発行させていただいた「南半球産レポート」

  11年産南半球産品質調査依頼文章ご確認いただけましたでしょうか

 

 自分自身承知しておりますが、お知らせした内容は、どちらかと言えば、

 「球根生産地の状況」=供給側の事情

 「物流の仕組み」=供給側の事情

 という目線で書かれていたと思います。

 

 供給側の事情とは言え、大局的に考えれば、消費側が理解して運用していかなければ、中長期的に考えて安定的な取引・安定的な球根確保が出来ないのだという事をお伝えしたかったわけです。

 

 今回、ちょっと目線を変えて、取扱業者の立場から、実際に球根を消費する切花農家の立場から、N.Z/C.H産、それぞれの球根産地を見てみた時、どうなるかを考えてみました。

 

 2011年実績(推定)

 

@

N.Z

O.H/O.T

17,000,000

73.3%

C.H

O.H/O.T

 

6,200,000

26.7%

23,200,000

 

 

A-1

N.Z

ネイピア産の推定輸出球数

ラカイヤ産の推定輸出球数

ゴア産の推定輸出球数

A-2

C.H

ロスアンジェルス産の推定輸出球数

バルデェビア産の推定輸出球数

オソルノ近郊産の推定輸出球数

B

N.Zからの輸送期間

C,Hからの輸送期間

 

 

 日本の球根業社が、各月の球根納品を意識した時、どこの産地を確保して切花農家の皆様へ使っていってもらいたいか?

 

 9月中旬/10月中旬   1ヶ月(まだ若干オランダ産有り。)

 10月中旬/12月中旬  2ヶ月

 12月中旬/2月中旬   2ヶ月(だいぶ減ったが、まだオランダ産の有り。)

         計  5ヶ月

*それぞれの月別に球根業社は、どの産地の球根を扱いたいですか?

 

*切花農家は、どの産地の球根が欲しいですか?

 

*球根業社は、この5ヶ月の納品を意識した時、どの産地の球根を流通上、未販売在庫として構えたいですか?

 

N.Z : C.H の割合は、

2.5

1.5

が妥当?

3

1

が妥当?

4

1

が妥当?

5

1

が妥当?

各産地毎の、リスク率・採算性。

 

 

 国内業者の流通事情

 何より切花農家の消費事情を考えた時、どの割合が妥当でしょうか?

 

 

  品種有無…

  芽動き早遅…

  納期早遅…

  各々の産地毎に取り扱える球数…

    →各々の主要取引輸出業社はどの球根産地・切花産地と関わりが深い…

  取扱いたい球数…

 

 これらの流通事情を無視して生産性・商品性だけで考えたらいったい…。

 

 *月別・各県別に分けていくと、案外見えてくるような気がしました。

 

 

詳細はお問い合わせください。                           以上 森山隆