平成23年8月1日
お客様各位
株 式 会 社 山 喜 農 園
新 潟 県 魚 沼 市 原1280-1
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新潟県中越地域集中豪雨水害の被害状況
平素よりお引き立ていただき誠にありがとうございます。
今回の集中豪雨水害に被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
当地域/弊社におきましても、今回は被災者の立場になってしまいました。
弊社自身が被災してしまったものですから、当市の切花産地の状況、県内外の関連する切花産地の状況が確認できておりません。大変心配していますが、恐縮ながらまずは当社業務が再開できるまで、原状回復させることを優先させていただいております。
弊社の被害状況
会社の敷地のすぐ隣を流れている「魚野地川」(一級河川)の右側(国道252号線から見て十日町方面を右手と置いた時)の土手が7月29日未明に決壊。(丁度旧小学校の体育館の裏側)左側の土手の決壊はここ50年間に記録があるそうですが、右側は現在生きている人では記憶にないそうです。(町史は調べていません。)
したがって弊社のすべての敷地(約1.8ha)が、一旦は川になり、7月30日の段階では完全泥沼状態となってしまいました。(決壊することは予測できませんでしたし、その後は瞬時に水が押し寄せたので、対策は全く出来ていませんでした。)
地形的に大量に水が一カ所にとどまるものではありませんでしたが、瞬間的には旧事務所前冷蔵庫入り口付近まで、合わせて昨年新築した私自身の自宅前も30pくらいの水かさになってしまいました。
幸い、建物、電気関係の破損は全くなかった様です。
合わせて、冷蔵庫のドアの気密性は極めて高いものだと逆に驚かされております。
水かさが30pになっても庫内にまでの浸水は16部屋あるうち1番水の流れの強かったところだけ約7pの浸水となりましたが、(幸い旧冷蔵庫は現在空室か、プラスサイドの温度管理となっておりました。)
すべての部屋、特に予冷庫があって本冷庫という構造の建物へは、泥水の侵入はほぼゼロという状態です。
しかしながら、構内は全て瓦礫・泥等が散乱している状況。予冷庫もかなりひどい状態です。(オーバースライダー式シャッター型ドアだった為。)
30日から弊社職員での復旧作業を行っておりますが、構内のフォークリフト作業が再開できるのが、早くて8月2日以降となります。
本日8月1日(月曜日)は大変申し訳ありませんが、通常業務を1日休ませていただきます。
一年間でも最も球根出庫の多い時期となっております。皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご容赦ください。
明日(2日以降)完全原状回復できるのかの目途はただ立っておりませんが、必ず球根出庫が出来る様頑張りますので、よろしくお願いいたします。(商品はまったく無被害。役職員含めてけが人はおりませんでした。)
以上
代表取締役 森山 隆