平成22年 9月30日
お 客 様 各 位
株 式 会 社 山 喜 農 園
新 潟 県 魚 沼 市 原 1280-1
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2009年産オランダ産百合球根着荷状況作況調査依頼
平素よりお引き立ていただきありがとうございます。
9月30日現在、約33,487,000球の百合球根を出荷させていただきました。
(残すところ約1,148,000球。昨年より総取扱い数が減っているのに残っている球数が多い。10年南半球LA/AHが少ないせい。)
09年産オランダ産百合球根は昨年12月の出荷開始以来、今日現在に至るまで比較的クレームの少ない年となっている様です。
09年産球については、球根栽培時の気象条件により「力はあるけど保管性の悪い球根」となる事を予測していた為、多くの事故が起きることを心配していましたが、幸い、ここまでに報告されているクレームは「昨年比較」でも少なめとなっています。(昨年のコメントとほぼ同じコメントです。)
『過去2年間の品質傾向分析は連続して良い方に間違ってしまいました。結果は良くとも分析が間違っているのは「理由が分からない」のと同じなので、業社としては問題です・・・。』と、昨年は書いていますが、本年の原因は何となく分析出来ます。
09年の夏/秋の暖かさの為、球根充実がうまくいかないと考えていましたが、そこの部分はうまく切り抜けて、暖かさ/暑さを経験したメリットが十分に生かされた球根に仕上がっていた様です。ただし休眠打破が大幅に遅れていて芽形成がちゃんと出来ていないのにマイナス温度帯に下げた問題が一部の作型、ロットに出たようです。(もしかしたら、船足の遅れは促成作型の事故率を下げることに働いた。結果的に良かった?)
いずれにせよ、10年のこの日本の気象条件の中で「そこそこ」の物に仕上げたのは、生き残っている日本の切花農家の皆様の努力のおかげだと思います。(奇形花が少ないのはオランダの天気のおかげが大きい。)
事故率を下げていただいて、ありがとうございます。
これまでに出庫納品させて頂いた球根の出荷台帳をお送り致します。
何かお気づきの点がございましたらご報告頂きます様お願い致します。
別途「着荷状況作況報告書」を同封致します。(例年通りの書式)
早めにクレームを集計し10月中に来日する輸出業者との検討の資料にもしたいと考えております。
10月18日(月)までにご報告頂きます様、よろしくお願い致します。
同封資料
・ 得意先商品別出荷台帳照会
品種名・サイズ・出荷日・ロットaE出荷球数・納品先名が明記されている資料
・ 得意先納品先商品別出荷台帳照会
納品先名・品種名・サイズ・出荷日・ロットaE出荷球数が明記されている資料
(JAから農家に確認頂く時に便利)
・着荷状況及び作況報告書
記入用紙・記入例 各1枚
・ すでにご報告頂いた分をまとめた一覧表(報告された方のみ)
※今回お送りしました出荷台帳照会は 9月30日までの出荷分です。
追記:栽培途上分等、期日までに報告できないものもあるかと思いますが、可能な限りご報告下さい。期日以降の報告分につきましては、事故処理が年明け以降になる事があります。
何卒ご容赦ください。(10年産早期出荷繁忙期を迎える為)