平成22年1月9日
お客様各位
株 式 会 社 山 喜 農 園
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球根情勢報告
10年産南半球産百合球根の取引きについて
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い致します。
10年産南半球産の取引きが、予定より約2週間早く始まりました。
現在、輸出業社との契約作業を進めているところです。
前回12月15日に、栽培品種リストをお送りした際のレポートに掲載しました通り、全体的な品薄感から、09年産に比べれは仕入れ価格上昇となります。
09年産南半球産の適応レートは1EURO=\130.0-でしたが、(昨年の開始時期がそうだったから。)10年産については、1EURO=\135.0±になるのではと考えています。
「25〜30%」の値上がりにはなりませんが、「5〜22%」くらいの上昇となるようです。
*白系オリエンタルに特に注意してください。早い対応が望まれます。(大きな生産事故が発生した為、カサブランカが昨年対比15〜25%くらいしか球根がありません。とんでもない事になりました。)
*PUGSコード品種については大幅な値上がりが懸念されます。(5〜18%の範囲じゃとても済まない。イメージ的にはソルボンヌPUGS18/20が\85.0-くらいになる(約450EURO/1000球)…イメージです…。)
「本当に、こんな価格で売れるのか?疑問です…。」
従って、色物についても、
NZ産・・・バッカー社産、アイランドバルブス社産、バンザンテンNZ社産、サザンフローラ社産
*ルレーブ激減です。価格上昇幅は5%以内です。
CH産・・・ソネ社産、サンハーベスト社産、サンアンドブリーズ社産、P.O社PUGS産委託生産分
を中心に仕入構成を行っています。(今の所。)
これらの産地の生産者の球根で5%〜18%くらいの値上がりになるのです。
なお、Vletter社産の球根の上昇率、VZ社オリジナル品種の値上がり率は、10〜12%内外に収まりそうです。
PUGSコード品種の代表的生産者であるサザンバルブ社産、VdbPUGS産委託生産分、についても交渉を諦めたわけではありません。初期段階の確保作業に入れても交渉が難しく、時間がかかってしまうのです。(上手くいくかどうかもわからない。)
他産地で対応できる品種で先に手を打っておきましょう。
対応のほどよろしくお願い致します。
重要なことを忘れていました。
NZ産LAはRトリニティ、イエローダイヤモンド、パーティダイヤモンド、トロピックダイヤモンドだけです。
(これは人的作業事故が原因です。)
CH産ではボンソワール、タリスカー、ナシュビル、ブリンディジ、クーリア、メルルーザ、ファンギオ(少量)、バティステロ(少量)、サルピス(少量)タンブロ(少量)
しかありません。(PUGS産にはいくつかの品種がある様ですが、免除ロットがあるかどうかさえ、わからない状態なのです。)
クーリア、Rトリニティ以外は、計画生産計画販売の足しにもならない程度の量しかありません。
09オランダ産冷凍球での対応をよろしくお願い致します。
詳細はお問い合わせ下さい。
森山 隆