平成21年4月3日
お客様各位
株 式 会 社 山 喜 農 園
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球根情勢報告
09年産南半球産百合球根価格表送付にあたり
平素よりお引き立ていただき誠にありがとうございます。
去る3月31日付けで「09年産南半球産百合球根価格表送付にあたり」というタイトルで、球根情勢報告を送付させていただきました。(同日ホームページにも載せてあります。ご確認下さい。)
一回目の価格表は、ページ枚数も多いため郵送にて配送すべく準備を進めていた所、報告にも書きました「Southanbulb社産球根の確保」に、動きが発生してしまいました。
この為、価格表再作成を余儀なくされてしまい、発行がやや遅れてしまいました。
合せて「価格表発行前」にご注文いただいた球根価格(FOB価=現地渡し当社仕入価)と、今回発行する第一回価格表の「FOB価」が既に違ってしまいました。(円貨ベースでUPです。)
ご注文いただいた皆様には、3月末、又は4月末で個々に送付される予定出荷残一覧表で受注価の確認をしてください。よろしくお願いいたします。
再作成した第一回配布版の価格は、一部の産地・品種が値上がりしています。(ショックです。逆ザヤ仕入れが起きた品種がいくつかあります。まさかこんな情勢となるとは…。)
但し、取引後半に球根が売り切れる、又は価格が上昇するという事は、「需給バランスが取れてきている」というサインですから、良い事なのだと思います。
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「球根は種苗」=「切花農家の原材料」の筈なのに、近年は過剰生産・経済悪化・球根消費地=世界の切花農家の生産コストUP=消費量減少など、様々な要因で価格が下ったり、又は逆に上がったり、価格を安定化させる方法が中々見出せない。
「農産物」である球根は、この仕組みを変えられないのかもしれません。
「為替の影響」も途轍もなく大きなものです。なんとも扱いにくい商品だなあと改めて実感しています。(二十数年この仕事をしていても、毎年毎年一喜一憂。)
上昇したとはいえ、まだ昨年水準までは戻っていません。(円高のおかげですが、雲行きが怪しくなってきました。)取引後半息切れして、FOB価格が下ることにならないよう、祈るのみです。
仕入れと価格表作成、両方とも難しい年でした。
詳細はお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。
森山 隆