平成20年7月16日
お客様各位
株 式 会 社 山 喜 農 園
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球根情勢報告
08年産オランダ産百合球根在庫表送付にあたり
平素よりお引き立ていただき誠にありがとうございます。
「08年産オランダ産百合球根在庫表」をお送りいたします。
よろしくご確認下さい。(5月発行以来2回目の発行となります。)
@ 為替レートは1EURO=\151.0〜\153.0-で計算しています。
本年の為替相場は非常に状況が悪く、果たして12月上旬の預かり売上までこの為替レートを適応し続けられるかはわかりません。(昨年は初期設定レート\156.0-を、年明け2月4日まで適応。以降\153.0-を適応。)
少なくとも、今現在頂いておりますご注文分と、来月在庫表を発行するまでの間は、現在使用している為替で計算した円貨が受注価となります。(オランダ渡し価同様、為替も受注月別に変動せざるを得なくなると予測しています。)
A オランダの球根流通状況は、まったく先行きが見えてこない状勢です。
一部高めに設定されていたO.H系で価格が下ってきた様です。A.H/L.A球根については、あまりにも取り引き環境が悪く、相場が作れない状態となっている様です。(したがって一部の品種が下げ基調となっています。)
B 今週から来週にかけて、栽培面積表が発行されるそうです。
A.H/L.Aは微減。O.H/O.Tは13%〜15%ほどの減少が予測されています。
少しでも価格上昇の方向に影響してくれれば良いのですが…。(オランダ球根栽培農家にとってあまりにも球根が安くなりすぎている。)
C 春先の天候は球根肥大の為にはあまり良い天候ではなかったようですが、6月以降は良い天気が続いているようです。
「品質」の良い球根ができてくれれば良いと願っています。
D 6月中旬〜7月上/中旬まで大変大勢の生産者/市場/関係機関の方々から、当社試験栽培にお越しいただきました。誠にありがとうございました。
今回は、アジアからも3件の来訪がありました。台湾から2件。韓国から1件です。
台湾はすでに今年の3月に生産地の状況確認をしてきています。
韓国からのお客様は、FAJ様のご紹介により、2件の切花輸入業者様と一緒にお越しになりました。
昨年対日輸出実績が5,500,000〜6,000,000本と日本の百合切花輸入量の約60%を占める最大手の農協の職員の方々でした。(日本の百合切花輸入量約8,900,000本、うち韓国産8,200,000本。07年植防データより。)
韓国の百合切花生産状況は、中国・台湾同様最大注目している所ですので、約4時間しかありませんでしたが、色々な話ができたと思います。何かと時間を作って9月/10月頃には視察に行ければと考えています。
* 今年の試作は非常に出来が悪かったです。
皆様には粗相な品物をお見せする事になってしまい、申し訳ございませんでした。
秋作は頑張ります!
新潟魚沼も空梅雨ぎみで暑くなってきました。
頑張っていきましょう!
詳細はお問い合わせ下さい。
森山 隆