平成20年1月17日
お客様各位
株 式 会 社 山 喜 農 園
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球根情勢報告
07年産オランダ産百合球根在庫表送付にあたり
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
日本全体の状況
@ 06年産オランダ産百合球根141,695,000球 前年比 3.7%減少(5,406,000球減少)
A
07年産南半球産百合球根25,327,000球 前年比 14.7%増加(3,244,000球増加)
@
の球根は概ね07年4月〜08年3月切花用です。
A
の球根は概ね08年1月〜08年5月切花用です。
07年産オランダ産百合球根(08年4月〜09年3月切花用)については12月28日当社取引先輸出業社(11社)に対日マーケット百合球根受注状況調査を行なったところ、約130,000,000球受注(前年比8.3%少ない。球数では約11,700,000球少ない。)という情勢だそうです。
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07年産オランダ産百合球根の受注数はあくまでも12月28日現在。例年年明け以降約2〜3%は増加します。従って、最終確保数とはなっていませんのでご注意下さい。
11,700,000球の受注減少の内訳は、オリエンタル、O・T(カサブランカ、ソルボンヌ、シベリアなどのメイン品種を中心に)約50%、透かし百合・LAで約50%となる様です。
07年産オランダオリエンタル系百合が減少しても南半球が増加していますから、1年間に流通する、オリエンタル百合切花は、減少しないと思います。(1月〜5月は増加。6月〜12月は減少。)
透かし百合、LAについては球根価格上昇、栽培コスト上昇の影響が大きく出てしまい、球数減少に伴い年間の流通本数は減少してしまうようです。一時の減少期を経て、ここ2〜3年は透かし百合・LAもほぼ横ばい状況が続いていたのですが、残念ながら若干減少となる様です。(08南半球LAが伸びるので、減少率はそんなに大きくならない)ますます計画生産販売の重要性が高まってくる生産流通環境となっています。
当社在庫及び輸入業社在庫について
今回の在庫表に載せてある品種については通常適正流通を経た、球根のみ確保されているつもりです。表に無い品種も問い合わせ可能ですが、農家レベルで不良在庫化(ノーパッキング長期保管)した球根をつかまされるリスクがあります。できれば在庫表に記載されている品種から確保されることをお勧めいたします。
よろしくお願いいたします。
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2008年1月5日付けで、当社ホームページ『球根情勢報告』に「ほりのうち花卉園芸組合副組合長オランダ研修報告」を読んでいただけたでしょうか。希望があれば送付いたします。「球根品質に関わる情報」がレポートされています。
以上
詳細はお問い合わせ下さい。
(株)山喜農園
森山 隆