平成1791

お客様各位

株式会社 山喜農園

新潟県魚沼市原1280-1

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2005年産オランダ産百合球根 在庫表送付について

 

 

 平素よりお引き立ていただきまして誠にありがとうございます。

 

 05年産オランダ産百合球根在庫表(91日付)を送付させていただきます。

 よろしくご確認ください。

 

 本年2月くらいから取引きがスタートした05年産オランダ産百合球根のうち、オリエンタル系・O.T.系については2月上旬〜3月上旬に発注確保したものがどうやら価格的に一番安くなっています。

 3月中旬以降に価格が急騰し、その後も上昇し続けました。

 7月下旬には本年の栽培面積表が発行され、予測に反して栽培面積が増加したのですが、それでも『下げる』方向へは動きませんでした。

 現在の高止まった状況は掘り取り直前まで続くと思われます。掘り取り後の価格の動きは作況によるところですので、どんな展開になるかは不明です。

 いずれにしましても、計算上の売り切れ品種がどんどん増えてきています(輸出業者ごとに販売進捗度に違いはありますが)。

        例) ソルボンヌ、シベリア、カサブランカ、イエローウィンが売り切れ始めている輸出業者がいます。

           ノバセンブラ18/20、クリスタルブランカ16/1820UPおよび2芽は無くなりました。

           マルコポーロ10/1218/20、シンプロン、コンカドールなども無くなりつつあります。

 

 ※ これらは当社の取引きのあるAランク輸出業者の状況ですが、ほぼ全体傾向と言えるはずです。

 

 ※ ただし当社を含む日本国内の流通在庫及び価格は現状のオランダのマーケットとは違っている場合があります。

 

 すでに切花農家の皆様の確保状況も8595%まで進んでいるかと思いますが、おのおのの確保状況をご確認いただき、必要なものがありましたらお問い合わせください。

 

 透かし・LA・鉄砲については3品目合計での栽培面積は減少し、過剰感が解消されたはずです。

 2月・3月の価格より5月・6月に一旦下げた花色(特に白)もありましたが、オレンジ、赤、一部の黄色、一部のピンクの品種で明らかに価格上昇し始めた品種が出てきました。

 こちらはオリエンタル・O.T.の取引き状況に比べ、全体的にゆっくりとした動きとなっています。だいたい7075%くらいまで取引きが進んでいるように感じています。掘り取り前までには、むしろこれらの確保率を上げた方が良いのではと思います(売れ筋の品種について)。

 

 96日より10日までオランダ出張となります(現地作況調査)。

 後日、情勢報告にて作況予測をご案内いたします。

森山 隆