平成16年3月17日
お客様各位
株 式 会 社 山 喜 農 園
新潟県北魚沼郡堀之内町原1280-1
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04年産南半球産百合球根在庫表送付について(第4回)
平素よりお引き立ていただきありがとうございます。
現在の状況:日本全体
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取引開始 |
2月末日 |
7月末日 |
実納品 |
03年産 |
11月上旬 |
約11,500,000球契約 |
約14,000,000球契約 |
約11,600,000球 |
04年産 |
2月上旬 |
約13,000,000球契約(3月上旬) |
未定 |
未定 |
・昨年より取引開始は3ヶ月ほど遅かった。
・始まってからの動きは大変早かった(ほんの40日間でほぼ日本全体の総数に近い数が確保された)。
当社の状況:NZ産+CH産の合計
H16年3月17日現在 |
確保数 5,250,000球 |
(前年取扱い数約5,000,000球) |
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受注数 5,000,000球 |
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在庫数 250,000球 |
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全国の動きとほぼ一致した動きとなっています。今回の在庫表から、見積り中となっておりましたヴレッター社の価格もお知らせできる状況となっています。一方急激に取引が進んでしまったため、在庫確保が間に合わず、売り切れとなってしまっている品種もございます。よろしくご確認ください。
要因としては |
@切花市況の安定(納得できる価格帯)。 A03年産球根の品質が平均以上に良かった。 B04年産球根価格が円安を踏まえ、やや流動的な部分が残るが求め易い価格帯でスター トした(1EURO=¥135/137で計算して配布。やや円高傾向を示したようですが)。 C日本ではあまり実感は無いが、近隣の国では(台湾,中国,韓国)、03年産オランダ産 球根が大幅に欠品している(それらの国とオランダ球根業界の取引における信頼性が まだ低かったためか?)。 |
そのため04年産南半球産の需要が高まっている。
参考 |
01年産オランダ産 |
160,000,000球輸入 |
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02年産 〃 |
163,000,000球輸入(9月単月で3,000,000球伸びた) |
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03年産 〃 |
1月末日までの入荷量は減少しているように見えるが、前年とほぼ同量輸入されると予測しています(本当は減少すべきと考えています。しかしながら当社自身やや増加しているのが実態。45,900,000球/前年比103%/うち在庫約650,000球含む)。 |
3月16日現在:売り切れ品種
NZ産 |
ルレーブ 16/18 |
CH産※1 |
ルシック 16/18 |
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18/20 |
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マルコポーロ 16/18 |
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ソルボンヌ 16/18 |
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18/20少ない |
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18/20 |
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ブランコ 18/20少ない |
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ソルボンヌ TL 16/18,18/20 |
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ジェノバ 16/18,18/20 |
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エジプト 14/16,16/18 |
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ベルグラード 16/18,18/20 |
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シイラ 全サイズ |
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フロリアン 18/20 |
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ビビアナ 全サイズ |
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カサブランカ 全サイズ |
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カサブランカ 20/+,22/+ |
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シベリア 18/20 |
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※18/20も少ない |
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シンプロン 18/20 |
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カサブランカ TL 18/20,20/+,22/+ |
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キエフ 18/20 |
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シベリア 全サイズ |
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リアルト 18/20 |
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シンプロン 18/20 |
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コルドバ 全サイズ |
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アカプルコ 14/16 |
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コンスタンタ 16/18,18/20 |
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アクティバ 14/16 |
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イートン 18/20 |
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カルボニア 全サイズ |
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バルパレイソ 全サイズ |
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イエローウィン※2 14/16,16/18 |
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マニサ 全サイズ |
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コモロ 全サイズ |
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ビナデルマール 全サイズ |
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※1: |
大変申し訳ありませんが、価格決定前に売り切れとなってしまっているVletter社品種があります。価格のご案内のみとなってしまいました。 |
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※2: |
生産は大量にあるが、当年14/16,16/18サイズは日本全体で約800,000球入荷予定(輸出側が対日出荷調整をしてくれる)。したがって残り約90,000球(日本全体に対して)。 |
作況
当社ホームページ内「球根情勢報告」をご覧ください。各生産地の圃場写真が掲載されています。また、3月21日(日)〜3月27日までニュージーランドに出張してまいります。その後改めてご報告いたします(チリには5月下旬に出張)。
関連:04年産国産百合球根について
定植作業が開始されました。近日中に在庫状況をご案内いたします。
関連:04年産オランダ産百合球根について
03年産のオランダ産の百合球根は、圃場廃棄が出るほど球根が売れず、「混乱した状況のまま取引が終了した」というのが日本のマーケットから見た状況でした。
ところが一部の輸出業者の中には「いくらでも球根はある、まだまだこれから」と高を括っていた会社があったようです。これらの会社は台湾、中国などで大きな欠品を出しています。南半球産球根の取引が急速に進んでしまった大きな原因を作っているのがこれらの「ギャンブル」をしている会社です。04年産オランダ産球根は、オランダの球根農家に楽観的な考え方を捨てて消費に見合った生産をしてもらうことがもっとも大切なことだと考えています。「ギャンブル」を行なった会社については各々のためにも名指しはしませんが、少なくとも対日輸出最大手2社(P.O.社,V.Z.社)は「球根農家から悪口」を言われてもじっと静観してくれています。「ムード」で動かず、しっかり腰をすえた取引ができればと願っています。切花農家の皆様も、くれぐれも「球根の買いすぎ」にならないよう注意してください。
よろしくお願いいたします。