平成15年6月30日
お客様各位
株 式 会 社 山 喜 農 園
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03年産オランダ産球根在庫表送付について
平素よりお引き立ていただきましてありがとうございます。
6月29日付オランダ産球根在庫表を送付させていただきます。ご確認ください。
球根価格(オランダ渡しFOB価)は、透かし/L.A./オリエンタルで一部動きが出てきました。価格上昇品種、売り切れ品種はさほど多くありません。むしろ価格下降品種が多いようです(透かし百合:ポリアナ,アマロネ,ショパンなど/L.A.:セベコデジール,アルガーブ/オリエンタル:リリアンデ黄色系O.T.ハイブリッドの一部,アネスアネス,リミニ,ティバー,ソルボンヌ16/18など)。
為替は1EURO=¥137前半になっていますが、前回同様1EURO=¥136〜¥140で計算しています。現在約35,900,000球受注、前年同期より約780,000球減となっていますが(前年最終50,200,000球予定)、早期種苗確保の意識は未だ強いようで、大変ありがたく感じています。球根価格が高く量の少ない品種については、「仕入時期を遅らせて調整中」という説明をご理解いただき、併せて感謝しているところです。新品種のプロモートを失敗しない流通は「球根屋」の責任です。
Vletter社の透かし百合/L.A.の価格交渉は難航しています。オリエンタルについては、量が少ない品種、まだ安定的に市場に供給できない品種の価格は下げてきていますが、依然高いです。一部リアルト/マニサのような品種はまったく下がっていません。これらの品種は日本の切花農家に価格が受け入れられている(ご注文いただいている)という考え方もありますが、リアルトの導入される作型や生産性、マニサの輪付き等を考えれば、もう少し下げていただけないかと協議中です。
パッケージではなく分割で販売してくれる輸出業者も出てきていますが(在庫リスクを輸出業者が負担する)、それだけでは後半の価格下落のリスクがヘッジされたとはいえません(なぜならば一輸出業者だけがすべての球根を扱えないからです)。申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください(Vletter社の種苗登録代行業務を行なっている以上、なんとかしたいと頑張ってはいるのですが、なかなか交渉は難しいです)。
7月中旬には取り扱い品種についてのショートコメントを発行予定です。よろしくお願いします。