本年の促成栽培試験 開花状況(全品種)です

促成栽培試験No.1  試験品種の開花状況

 2003年産オランダ産百合球根を用いたテストです。
比較的新しい品種(隔離栽培免除球根)を自社で選択したものにブレッター社の
新品種テストを加え、比較対照用として普及品種を同一管理にて栽培し、品種特
性調査を行うことを目的としています。


促成栽培試験No.2-1  試験品種(0318定植)の一覧
促成栽培試験No.2-2  試験品種(0405定植)の一覧

 2003年産オランダ産百合球根で、『隔離栽培コンディション』の球根を用いた
 テストです。
オランダの球根輸出業者と育種業者、6社の協力と要請を受けて次世代の球根生産
につなげるために、日本で栽培試験を行うものです。したがって、このグループに
は、現時点でまだ品種名もなく、育種番号のみの品種も含まれています。


促成栽培試験No.3  試験品種の開花状況

 昨年の2002年産オランダ産百合球根(開花球サイズ)を用いた促成栽培試験を行っ
 た後の球根を箱の中で据え置き養成を行い、昨年秋(10月15日)に新しい箱に植え
 替え(昨年までは植え替えなし)した球根を用いてのテストです。
この試験の目的は、全ての球根が同一の気象条件下において栽培されることから品種
本来の比較特性調査が可能になるということです。また、一作養成を行った球根(国
産球化)の草姿の変化が確認できます。


促成栽培試験No.4  試験品種の開花状況

 昨年の抑制栽培試験(2002年産オランダ産百合球根)の開花調査後の球根を11月中
 旬に屋外に移動し、12月9日に新しい箱に植え替え、温度処理を行ったものです。
この試験の目的は、いわゆる切り下作型への向き、不向きを調査するテストです。開花
後に葉茎を残して管理した期間がありましたので、到花日数の早い品種ほど、純粋な切
り下球よりは国産一作球に近い結果が出るものがあるかもしれませんが、大まかな様子
は見て取れるものと考えています。