平成24年2月29日

お客様各位

株 式 会 社　　山 喜 農 園

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球根情勢報告

12年産南半球産百合球根在庫表送付にあたり

平素よりお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

　12年産南半球産百合球根在庫表をお送りします。よろしくご確認ください。

　価格は現在協議中です。

　予測に反して、現地渡し価格（FOB価）の大幅な上昇にならない様子。

　昨年適応ﾚｰﾄよりも円高ﾚｰﾄが使える様子ですので、価格的には昨年よりも上昇という事にはならない様です。

　在庫表上、在庫数の記載のない物は、取りあえずお問い合わせください。

＊品質上の問題で、一旦輸出業社から「引き受け書」「受注請書」を頂いたものが、「品質調査結果」に基づきｷｬﾝｾﾙになる場合があります。

　

＊具体的な金額は把握しておりませんが、N.Z/C.H（特にC.H）は、日本向け、中国向けなど、2国間の条例に基づき、隔離栽培が免責される、いわゆる「ﾛｯﾄ番号」を取得するための経費が大幅に上昇してしまったとの事。

　「生産はあるのに免除ﾛｯﾄが無い」、「生産数量/対日輸出予測数量」の少ない品種については、「引き受け書」が発行されていたのに、突然「番号がなかった」という理由でｷｬﾝｾﾙになる場合がある事、ご承知おきください。

　お繋ぎいたしますので対応のほどよろしくお願い致します。

＊例年通り、確保都合/掘り取り結果都合などにより、掘り取りまでの間に何回かの受注変更が発生すると思います。

＊着荷後、「検品結果により、ｺﾝﾃﾞｨｼｮﾝを変える」事も、変更事由の一つと考えられます。

＊「原則論」として、各々の球根産地の特徴と、切花生産を行う皆様の気象条件に合わせた産地をご紹介したいと考えております。

11年産南半球産は
A.H/L.A	約	4,000,000	球
O.H/O.T	約	23,200,000	球

　ほどの球根が輸入された様です。

　すでにN.Zで生産されている球数の内、35〜40％くらいの球根を輸入しています。これは日本が消費する２又は３ｻｲｽﾞに限って言えば、品種によっては、70〜95％以上日本が消費していることになります。

　

11年産入荷実績（O.H/O.T)
N.Z産	約	17,000,000	球
C.H産	約	6,200,000	球

となっていたはずです。

仮に、12年産の国内消費が横ばい、又は減少傾向を示したとしても、N.Z産だけでは日本の需要を賄いきれるものではありません。

　まずは、N.Z産で足場を固めて、C.H産の特性を活かしていきたいものです。

（C.H産の方が、ﾛｯﾄ番号さえ取ってくれていれば、品種数多い様です。）

詳細はお問い合わせください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上　森山隆