平成21年8月25日

お客様各位

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球根情勢報告

2009年ｵﾗﾝﾀﾞ産百合球根

Vletter/Den haan 社新品種に関わる球根取り引きについて

（第3版）

　平素よりお引き立ていただき誠にありがとうございます。

　遅れておりますVletter/Den･haan社新品種の交渉に動きがありましたのでお知らせします。

　8月25日現在ですでに、Z.B社・VWS社については、Vletter社との取り引きの一部で合意に達したとの事で、当社も契約作業に入りました。

　VWS社とは、主要な品種に付いての契約は終了させました。

　Z.B社とは、交渉が難しく、9月第1週にｵﾗﾝﾀﾞ出張時に話し合いをもつ事にしています。

　今回ご案内の価格表/在庫表には、すでに在庫状況（球数・その他）のご案内をさせていただいておりますが、主要な仕入先は、P.O社からとなっております。

　但し、P.O社とVletter社との契約作業は、まだ確定に到っておらず、本日（25日）に最終協議に入るとの事です。従って現在、在庫区分上｢売り切れ｣となっている品種・計算上｢在庫数｣が記載されている品種についても、お客様からのご注文、作況による所の球数変更以外に輸出業社の確保在庫数の変動により、球数の変動が起きてしまう様です。

　先般の09年産南半球産のVletter系新品種の欠品は、Vletter社側の人為的な失敗があったのではないか？と想像していますが、幾らなんでもここまでひどい納品率にならない様注意しながら、受発注作業を進めたいと思います。（P.O社/Vletter社の最終協議がうまくいってくれる事を願っています。）

＊Z.B社の希望販売価格は、P.O社・VWS社と比べるとやや高い印象を持っていますが、彼らの意見では｢仮に09年産ｵﾗﾝﾀﾞ産球根の作況が良かったとしても、ｵﾘｴﾝﾀﾙ系全体の生産量流通予定量は、予測消費量より大幅に過剰となる事は無い｣という分析の様です。

　　今回提示させていただく価格で、中東・東南ｱｼﾞｱ各国でも、採算ﾍﾞｰｽとなる価格なのだそうです。

　P.O社・VWS社ﾍﾞｰｽの価格ですら、当初自分が考えていた価格よりも5〜7％くらい高いかなあという印象を持っておりましたが、お客様の声は、ﾌﾞﾙﾚｽｶ・ｸﾞﾗｼｱ・その他一部の少量品種はともかく、比較的流通量が多い品種の価格は、妥当な線という印象の様です。

　もしそうだとしたならば、これらの品種の流通予定数は、昨年よりは多くなっていますが、｢いつでも買える｣というほどの量ではありません。既存の主要品種同様早目の確保をお勧めいたします。

よろしくお願い致します。

　なお、一部品種/ｻｲｽﾞで価格決定していない物についても、決定次第お繋ぎいたします。もう暫らくお待ち下さい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上　　　森山　隆